月別アーカイブ: 2014年11月

歌誌「林泉誌」

前回のYELLOW WOKS展示会に来られた歌人・小寺幸子さんの詠まれた短歌が、歌誌『林泉誌』に2首収録されています。

ご本人の了解を得ましたので、公開させて頂きます。

  1. 障害のある人の描きし素直さよ 肩より腕へのこのしなやかさ
  2. 障害のある少年ひたすら描きたる 白き狼の目のやさしさ

「直観を読みました・・・」とのコメントが付いています。
降雪のなかに狼がいる風景の絵をみて読まれたということでした。

 

みずのき美術館訪問

11月8日、亀岡の“みずのき美術館”の『TURN‐陸から海へ』企画展を訪ねた。猪熊弦一郎や野田秀樹らの作品とアールブリュット作品とのボーダレスアート空間はとても刺激的でした。
日比野克彦の、アールブリュット表現の内奥を平易に語るギャラリートークも興味深いものでした。また、田中偉一郎のパフーマンス=「目落ちだるま」は、明快なコンセプトにユーモラスな所作が重なってとても面白かった。・・・多くの示唆を得て濃密な一日を過ごすことが出来ました。

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塩見篤史

「第23回 風土と日本文化研究会」のお知らせ

風土と日本文化研究会の発表会が、以下の要領で開かれます。

第23回 風土と日本文化研究会

日時
2014年 11月 21日(金)15:00〜
場所
「おかえり」 京都市左京区北白川久保田町 57
発表
塩見篤史「デスクトップガーデンと風景」
下村泰史「京都市の土地区画整理における町割方法の変遷」
中路正恒「自由になれる歳を迎えて今考えること」

 風土と日本文化に関する成果発表です。研究会終了後に懇親会をおこないますので、皆様どうぞご参加ください。

参加費
3000円(飲み代別)

なお会場準備の都合上懇親会ご参加の場合は、11月19日までにご連絡下さいませ。お手数ですが宜しくお願い致します。


風土と日本文化研究会代表 中路正恒

自由な雰囲気の研究会です。初めての方もお気軽に御参加ください。


「私のプレゼンは、デスクトップガーデンの製作を振り返りながら、日本庭園の現代を考える内容になります。他の先生方からは、興味深い独自の研究や所感のプレゼンがあります。興味があり、時間が取れる方はどうぞ。」塩見