きりん舎からのお知らせ」カテゴリーアーカイブ

「第23回 風土と日本文化研究会」のお知らせ

風土と日本文化研究会の発表会が、以下の要領で開かれます。

第23回 風土と日本文化研究会

日時
2014年 11月 21日(金)15:00〜
場所
「おかえり」 京都市左京区北白川久保田町 57
発表
塩見篤史「デスクトップガーデンと風景」
下村泰史「京都市の土地区画整理における町割方法の変遷」
中路正恒「自由になれる歳を迎えて今考えること」

 風土と日本文化に関する成果発表です。研究会終了後に懇親会をおこないますので、皆様どうぞご参加ください。

参加費
3000円(飲み代別)

なお会場準備の都合上懇親会ご参加の場合は、11月19日までにご連絡下さいませ。お手数ですが宜しくお願い致します。


風土と日本文化研究会代表 中路正恒

自由な雰囲気の研究会です。初めての方もお気軽に御参加ください。


「私のプレゼンは、デスクトップガーデンの製作を振り返りながら、日本庭園の現代を考える内容になります。他の先生方からは、興味深い独自の研究や所感のプレゼンがあります。興味があり、時間が取れる方はどうぞ。」塩見

特定非営利活動法人きりん舎設立総会

設立総会会場 (京都市岡崎生き生き市民活動センター)

設立総会会場 (京都市岡崎生き生き市民活動センター)

10月3日 (金)、京都市内にて特定非営利活動法人きりん舎の設立のための総会が開かれました。

議決権を委任した2名を含め総員11名の有志により、理事の人事や活動の方針、計画などについて話し合いが行われ、定款が作成されました。

理事長には塩見篤史氏が就任しました。

当法人の目的として、定款には「ひろく市民に対して、障害のある人たちの自由な発想で独創的な表現作品を自由に鑑賞してもらえる場をつくり、その魅力を伝え普及させること、また障害のある人たちに対してその表現活動を支援する活動を行い、障害のある人たち社会とをアートでつなぐこと寄与すること」が謳われています。

総会後は懇親会が開かれ、参加者の親睦を深めました。

本定款および必要書類を合わせて法人設立の申請を行い、認可を待って平成27年4月に正式に発足の予定です。

懇親会会場のレストラン

懇親会会場のレストラン

YELLOW作品展 浮遊する色彩 はじまりました!

7月19日(土)より、YELLOW作品展 浮遊する色彩 がはじまりました。
夏らしい天気にめぐまれた20日の日曜日にギャラリーきりん舎を訪ねました。

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個人的に気になったギャラリーグッズ。なんとギターピックです。作家さんの音楽好きのお父さんのリクエストが製品化のきっかけになったとか。

今回の作品展は、大阪の泉佐野市のりんくうタウンで、アトリエ活動をメインに地域での就労継続支援や移行支援を行うYELLOWの登場です。アトリエ単独で行う展覧会は今回が初めてだそうです。参加作家数も、今までの展覧会では最多の8人が参加。多彩な作品が並びました。

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来場された皆さん、熱心に作品に見入ってました。出品された作家さんが来られていたので、作品や絵を書き始めたきっかけなど、お聞きすることができました(インタビューの内容は次号で詳しく紹介します!)。

展覧会は、8月3日(日)までです。暑い夏になりそうですが、YELLOW作品展を見に綾部にお越しください。

 

『祝福された風景』出版記念講演 無事終了いたしました

7月19日(土)に開催いたしました塩見 篤史「祝福された風景 近代鉱業空間の風景論的考察」 (文藝春秋企画出版) の出版記念講演、無事終了いたしました。

産業遺産や工場見学ブームなど、近代産業の遺構や工業地帯に展開する大規模プラントなどが、新しい風景として注目されています。しかし、外的な視線からのみ語られることの多いこれらの風景について、炭鉱や銅採掘所など近代鉱業の現場で生き、それらの風景を生み出した労働者や関係者の心情や視点を追うことで風景が単なる鑑賞物ではなく、人間の心と強く結びついた生業の場であることを喚起されています。また、風景を外から見るものと、その中に生きるものとの立場の違いや、負の風景の再生の方法など、考えさせられるポイントもたくさんある講演会でした。

雨模様の天気の中、40名以上の方に来場していただきました。講演会に参加された皆様、ありがとうございました。

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『祝福された風景』出版記念講演

塩見 篤史(著)「祝福された風景 近代鉱業空間の風景論的考察」 (文藝春秋企画出版) の出版記念講演を行います。

『祝福された風景』出版記念講演

塩見篤史

「講演では、明治維新を前後して日本が西欧近代の風景観を受容してから今日まで、毀誉褒貶の多かった鉱業風景がどのように感受されてきたのかを追いかけます。そして風景とは、“美‐醜”基準とした常識的な観方をこえて、実は深く人間の<生>と結びついた意味深い現象であることを炙り出したいと思っています。」著者

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日時:7/19(土) 18:30~20:00
会場:京都造形芸術大学 未来館 F302教室
主催:京都造形芸術大学ランドスケープデザインコース・NPO法人地球デザインスクール
ギャラリーきりん舎
事前申込み不要・無料

著者は、“自然との感動的な出会い”をテーマにし、日本庭園の庭師として活動。現在は、アールブリュット作品を中心に展示紹介する“ギャラリーきりん舎”を主宰。同時に、デスクトップガーデン・プロジェクトに参加し、またNPO法人地球デザインスクール理事として、宮津市 “丹後 海と星の見える丘公園” の修景をはじめ地元の地域づくりにもかかわっています。

最近の活動
「琵琶湖ビエンナーレ」出展 2012年
「デスクトップガーデン・プロジェクト」京都デザイン賞知事賞 2013年
「日本の形展」出展 イアリア・ミラノ 2014年
「シークレットガーデン展(イタリアのアーチストとの合同展)」出展 ミラノ 2014年
「ギャラリーAMY‐D」にてデスクトップガーデンと地球温暖化問題に取り組む写真家とのコラボレーションに出展 ミラノ 2014年

 

本はAmazonでも購入できます。

 

ギャラリーきりん舎ホームページ、オープンしました

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ギャラリーきりん舎ホームページを開設いたしました。
ギャラリーきりん舎は、京都府綾部市西町で、アール・ブリュットを専門に、企画・展示をしているギャラリーです。
オープンしたホームページでは、日本各地で活動するアール・ブリュットの作り手やアトリエなどの情報を、展覧会情報とあわせて、積極的に発信していく予定です。
このホームページをつうじて、多くの方が、アール・ブリュットの世界に出会い、その魅力を感じていただけるよう心から願っています。

ホームページは、こちらから

http://ayabe-kirinya.com/