きりん舎スタッフ」カテゴリーアーカイブ

きりん舎第一回通常総会開催

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綾部市I・Tビル

2015年5月10日日曜日、きりん舎第一回通常総会を綾部市I・Tビルで開催しました。

総会では、平成27年度事業計画・収支予算の2つの議案が承認されました。また、7月に行われる展覧会と記念事業である水野哲雄氏・井上多枝子氏の講演会や、きりん舎アトリエ開設の計画について活発な意見交換が行われました。

ミラノサローネに参加しました。

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今年も世界最大級の家具見本市であるミラノサローネに参加しました。

今回は、イタリアの知人や、日本からミラノサローネに来ていた友人の方たち沢山の訪問を受けて大いに励まされました。
また、ミラノのギャラリーから個展のオフアーも頂き、デスクトップガーデンの活動が前進している実感をも得ることができました。

展示会
会場:アルテ・ジャポネ(ミラノ市内)
日程:4月14日~18日
DSCF1367 オープニングパーティ

 

作品写真

講演会

会場:ミラノ自然史博物館
日程:4月16日
曽和教授の講演のなかでは、きりん舎のフロントヤードを紹介していただきました。
また、講演会の末尾に自作の庭園紹介のために少しお話をさせて頂きました。
日本庭園への関心がイタリアの中でも広がっているとのことです。

きりん舎の庭の紹介をしていただいた自作の庭の紹介

NOMA

2月27日、近江八幡のボーダレスアートFESTを見学しました。

NOMA美術館を起点に町屋を活用した展示スペースを梯子しているとたちまち2時間半を消費。今回は、陶などの立体が少なかったように思う。

その一方で、創作風景を投射機をつかった映像で紹介しているのが新鮮だった。

NOMA美術館

NOMA美術館

 

アトリエバンバン訪問

2月21日、きりん舎の運営委員4名で、初夏の展示会をお願いしている滋賀県の
「アトリエ バンバン」を訪ね制作風景の見学しました。
昼食は、「ダイニングがむしゃら」のカレーバイキング。ドリンクヨーグルトが素敵
だった。

アトリエ バンバン 写真 1

アトリエ バンバン 写真 1

アトリエ バンバン 写真 2

アトリエ バンバン 写真 2

 

 

みずのき美術館訪問

11月8日、亀岡の“みずのき美術館”の『TURN‐陸から海へ』企画展を訪ねた。猪熊弦一郎や野田秀樹らの作品とアールブリュット作品とのボーダレスアート空間はとても刺激的でした。
日比野克彦の、アールブリュット表現の内奥を平易に語るギャラリートークも興味深いものでした。また、田中偉一郎のパフーマンス=「目落ちだるま」は、明快なコンセプトにユーモラスな所作が重なってとても面白かった。・・・多くの示唆を得て濃密な一日を過ごすことが出来ました。

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塩見篤史

「第23回 風土と日本文化研究会」のお知らせ

風土と日本文化研究会の発表会が、以下の要領で開かれます。

第23回 風土と日本文化研究会

日時
2014年 11月 21日(金)15:00〜
場所
「おかえり」 京都市左京区北白川久保田町 57
発表
塩見篤史「デスクトップガーデンと風景」
下村泰史「京都市の土地区画整理における町割方法の変遷」
中路正恒「自由になれる歳を迎えて今考えること」

 風土と日本文化に関する成果発表です。研究会終了後に懇親会をおこないますので、皆様どうぞご参加ください。

参加費
3000円(飲み代別)

なお会場準備の都合上懇親会ご参加の場合は、11月19日までにご連絡下さいませ。お手数ですが宜しくお願い致します。


風土と日本文化研究会代表 中路正恒

自由な雰囲気の研究会です。初めての方もお気軽に御参加ください。


「私のプレゼンは、デスクトップガーデンの製作を振り返りながら、日本庭園の現代を考える内容になります。他の先生方からは、興味深い独自の研究や所感のプレゼンがあります。興味があり、時間が取れる方はどうぞ。」塩見

特定非営利活動法人きりん舎設立総会

設立総会会場 (京都市岡崎生き生き市民活動センター)

設立総会会場 (京都市岡崎生き生き市民活動センター)

10月3日 (金)、京都市内にて特定非営利活動法人きりん舎の設立のための総会が開かれました。

議決権を委任した2名を含め総員11名の有志により、理事の人事や活動の方針、計画などについて話し合いが行われ、定款が作成されました。

理事長には塩見篤史氏が就任しました。

当法人の目的として、定款には「ひろく市民に対して、障害のある人たちの自由な発想で独創的な表現作品を自由に鑑賞してもらえる場をつくり、その魅力を伝え普及させること、また障害のある人たちに対してその表現活動を支援する活動を行い、障害のある人たち社会とをアートでつなぐこと寄与すること」が謳われています。

総会後は懇親会が開かれ、参加者の親睦を深めました。

本定款および必要書類を合わせて法人設立の申請を行い、認可を待って平成27年4月に正式に発足の予定です。

懇親会会場のレストラン

懇親会会場のレストラン

アール・ブリュットの短い旅 東京都美術館と川崎市岡本太郎美術館

今夏の美術館探訪記

8月2日と3日、東京都美術館の「楽園としての芸術」展と、川崎市岡本太郎美術館の「岡本太郎とアール・ブリュット—生の芸術の地平へ…何だ、これは」を訪ねた。

東京都美術館 10476105_697509273674610_4910514860017955804_o

前者では「アトリエ・エレマン・プレザン」(三重、東京)と「しょうぶ学園」(鹿児島)の作品が展示されている。絵もさることながら、長い時間をかけて創り込んだ“縫い”作品には今回も圧倒された。以前京都造形芸術大学でも“縫い”作品を観賞したが、展示空間の違いもあってか展示方法がやや違っているように思え、そのことから作品の見え方にも違いがあったように思う。

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後者の方では、岡本太郎の絵画や彫刻作品を中心としてH・ルソーやC・ボンボアさらにJ・デビュッヘなどの作品、あるいはアフリカの彫刻などと共に、「やまなみ工房」(滋賀)と「アトリエ・コーナス」(大阪)そして「工房集」(埼玉)の作品が共同展示してあった。「工房集」の作品には、今回が初めての出会であり新鮮な印象をうけた。

ここでは、「何だ、これは!」と銘打って、評価の定まったインサイダー・アートとアール・ブリュットの作品を共同で展示し、既知の観賞態度や芸術の在り方を問い直している野心的な企画に強い共感を持ち問題意識の触発を受けた。

展示の仕方によるとも思えないが、岡本太郎の作品に以前と比べてより力強い感動を得た。自分の側の観賞の仕方が変わってきたようにも思えるが、なんだか落ち着かない気持ちを引きずって帰途についた。

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ついでに、美術館にほど近い旧岩崎邸とハスの咲き誇る不忍池を回ってみた。久しぶりに訪ねた不忍池のハスは盛りを過ぎていたがまだ一面に緑の葉を密生させ、ところどころに大ぶりの花をのせていた。

旧岩崎邸正面 DSCF1201

旧岩崎邸は丁寧に手入れされていて、今も沢山の観光客が訪れている。主庭はやや荒れているが、和建築に付随した飾り蹲踞などは丁寧に手入れされていて見ごたえがあった。庭木のほとんどがモッコクだったが、これは岩崎翁の好みだったのかなぁ。また、幾つかの石造美術作品も残されている。

撞球場テラスの椅子

…以上は、余暇のおすそ分けでした。

 

塩見

YELLOW作品展 浮遊する色彩 はじまりました!

7月19日(土)より、YELLOW作品展 浮遊する色彩 がはじまりました。
夏らしい天気にめぐまれた20日の日曜日にギャラリーきりん舎を訪ねました。

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個人的に気になったギャラリーグッズ。なんとギターピックです。作家さんの音楽好きのお父さんのリクエストが製品化のきっかけになったとか。

今回の作品展は、大阪の泉佐野市のりんくうタウンで、アトリエ活動をメインに地域での就労継続支援や移行支援を行うYELLOWの登場です。アトリエ単独で行う展覧会は今回が初めてだそうです。参加作家数も、今までの展覧会では最多の8人が参加。多彩な作品が並びました。

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来場された皆さん、熱心に作品に見入ってました。出品された作家さんが来られていたので、作品や絵を書き始めたきっかけなど、お聞きすることができました(インタビューの内容は次号で詳しく紹介します!)。

展覧会は、8月3日(日)までです。暑い夏になりそうですが、YELLOW作品展を見に綾部にお越しください。