きりん舎について

はじめに

ギャラリーきりん舎は、アール・ブリュット(生の芸術)を紹介します。 専門の美術教育とは係わりのない感性で作り出された独自の表現で、アウトサイダー・アートとも呼ばれています。 世に知らされることが少なかったものですが、近年、光が当てられつつあります。 多様な作品に触れて、表現することの力を感じ取っていただける場でありたいと願っています。

きりん舎について 写真1, 2

きりん舎について 写真3

このたび、ギャラリーきりん舎は、より多くの方々に、アール・ブリュットの作品や作家・アトリエを知っていただくために、 ホームページ・ギャラリーきりん舎を開設いたしました。 ギャラリーきりん舎は、アール・ブリュットに特化したギャラリーとして、2012年6月23日に京都府綾部市西町にオープンしました。 これまでに数回、展覧会をおこなっています。

このサイトでは、ギャラリーで開催される展覧会や、その出展作家、アトリエや工房の情報を、みな様にご紹介していきたいと思います。 近年、注目をあびるようになったアール・ブリュットですが、日本国内での情報は、まだまだ多いとは言えません。 ギャラリーきりん舎では、このホームページで、作品や作家、日本各地のアトリエや工房の活動情報の発信と記録をおこなっていきたいと思います。

このホームページをつうじて、より多くの方々がアール・ブリュットの世界と出会い、その魅力を感じていただけるとことを願っています。

きりん舎について 写真4, 5

きりん舎のいわれ

昭和30年代の写真
「きりん」の絵

平成24年6月に、ギャラリーきりん舎がオープンしました。 “きりん舎”という名称は、昭和の初め頃よりこの場所にあった「キリンヤ洋品店」に由来します。 この店は、洋品雑貨をあつかう店として、先々代が開業いたしました。

昭和30年代の写真をみると、店頭にはカバン類、スカーフ、衣類が並べられています。 繊維産業のさかんであった当綾部市の南西町商店街(現アイタウン一番街)にはこうした店が1軒、 北西町商店街(現アイタウン二番街)には3軒営業していました。

しかし、平成6年に始まる、商店街の近代化の時期にキリンヤは廃業し、店舗兼住居も専用住居へ建て替えました。 そして、その建物がギャラリーに生まれかわりました。

トレードマークの「きりん」の絵は、第1回目の展示会に出品して頂いた、“あとりえすずかけ”の伊東鉄也さんの作品です。